
「環境配慮型製品」ってなんだろう?
皆さんは、『SDGs(エスディージーズ)』を知っていますか? 『SDGs』とは「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語にすると「持続可能な開発目標」という意味になります。
これは、国連によって2015年に採択され、2016~2030年までの世界共通の国際目標のことで、 その内容は、飢餓や人権侵害・経済格差などの社会問題、環境破壊や気候変動に伴う自然災害などの環境問題など、 世界中で起きているさまざまな問題を解決していくために17の目標と169のターゲット・244(232)の指標で設定されています。
(参照・引用:https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/)
そして「環境への配慮」といえば、ずっと前から聞いたことがある言葉「リサイクル(Recycle)」ですね。
今はさらに「リユース(Reuse)」「リデュース(Reduce)」が加わって、3つのRで「3R(サンアール)〈Reduce、Reuse、Recycle〉」と呼ばれています。
「リデュース」は少ない資源で製品を作り、廃棄物の発生を減らすこと。長く使える製品提供やそのためのメンテナンス体制の工夫など。
「リユース」は使用済み製品やその部品を繰り返し使用すること。フリーマーケットやリユース(リサイクル)ショップの利用など。
「リサイクル」は廃棄物などを原料やエネルギー源として利用すること。ごみの分別やリサイクルに対応した製品の製造・リサイクル製品の利用など。
(参照・引用:https://www.3r-suishinkyogikai.jp/intro/3rs/)
「環境配慮型製品」は、少ない資源で作られた製品や繰り返し長く使える製品、使った後もリサイクルできる製品や廃棄の際に有害物質を排出しない製品などがあります。
前述したSDGsの環境問題を解決するためにも企業だけでなく、私達一人ひとりでも取り組める内容もあるので、これらの活動を積極的に取り入れていきたいですね。
大平シール印刷が取り入れている環境配慮型製品
環境に配慮した基材はいくつかあります。その中から現在、弊社で取り扱いのあるものを紹介します。
それは、印刷に使用する『ライスインキ』と粘着ラベル素材の『CHILL AT』です。

『ライスインキ』とは、本来は精米時に廃棄されていた米ぬかを搾油してできた「米ぬか油」を使用したインキのことです。
環境に優しいインキの殆どは海外から輸入している植物油を使用していますが、ライスインキは国産の米ぬかを使用しているので、地産地消にもなる新しい環境配慮型インキになります。
(参照・引用:https://www.riceink.jp/about/)

粘着ラベル素材の『CHILL AT』は、改正食品衛生法に対応した粘着剤を使用しているので、食品に直接貼ることができるシール材質です。
低温環境にも対応しているので、結露面・粗面にも貼ることができます。また、粘着剤にバイオマス度20%配合しているため環境にも配慮した材質になります。
下記URLにてメーカーの実験動画もご覧いただけます。
(参照・引用:https://www.livasta-labels.com/products/chill.html)
大平シールの環境配慮型製品への対応は今後も増やしていく予定ですので、気になる製品や対応してほしい製品がありましたら弊社スタッフへお気軽にご相談ください!